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杉並区荻窪の歯医者 定村歯科医院の今月のコラム バックナンバー

5月に入り、GWから始まります。今年は暦の関係で最大10日間の連休の方も。成田空港では、ゴールデンウイーク期間中(4月28日―5月9日)の出国者数は、昨年に比べ約7%増の約44万2000人と推計しています。心弾むGW前の先月24日、ヤクルトの古田選手がプロ野球32人目の通算2000本安打を達成しました。プロ16年目で39歳、捕手で二人目、大卒で社会人を経てからの選手では初めてとのことです。昨季の球界再編問題では労働組合・日本プロ野球選手会の会長として、労使間の交渉役も務めました。ソフトでスマート、ガッツ満点ファン思いの古田選手。これからのご活躍を期待しています!

また翌25日には悲しい事故もありました。兵庫県尼崎市のJR福知山線で快速電車の脱線事故が起きました。鉄道史上最悪の惨事となり、いまだ解明されていないことも多くあります。これから二度と同じことを繰り返さないよう、教訓として人知の最善を尽くして取り組まなければならないと思いました。事故により亡くなられた方のご冥福をお祈りすると同時に、ケガをされた方々の一日も早い回復を切に願っています。

『自然さを求める歯科診療(審美歯科のはなし)』 のお話

最近、無農薬野菜や無添加食品などへの関心が高まって、ナチュラル志向の人が増えてきたように思います。私たち歯科医療の現場でも、とくに前歯の修復については「自然にみえるように」と希望される患者さんが増えてきました。以前は、ちょっと指輪やブレスレットをするような感覚で、前歯に少し金の詰め物をしたり、金歯を好んで前歯に入れたりする方もおられたものです。ところが最近では、たとえ奥歯であっても、にっこり笑ったときに少しでも金属が見えようものなら、大変気にされる患者さんが多くなりました。

今日の歯科医療では、天然の歯と同じ色調の材料として、おもにセラミック(陶器材料)と特殊なプラスチックが用いられています。プラスチックもどんどん進歩していますが、現在のところセラミックの方が耐久性や色調で優れているようです。現在広く使われているメタルボンド冠は、金属で精密に作られた「かぶせ」の上にセラミックを焼き付けたもので、いわゆる七宝焼と同じようにして作ります。金属の上に金属の色を隠すセラミック、その上に象牙質の色をしたセラミック、さらにその上にエナメル質の色をしたセラミックを重ねるなど、いくつもの工程を経て作られるのです。

このような複雑な工程も、最近では科学的にかなり規格化されてきました。しかし微妙な色合わせは歯科技工士さんのテクニックにかかっています。隣の自然の歯と比べても見分けがつかないように、茶色や白で着色したり透明感を強くしたり、腕の見せどころです。しかし、このような自然さを追求する治療は、やはり時間とコストがかかることはいたしかたありません。

これまでは、金属のほうが加工がしやすく、また精度もよいという技術的な問題と、費用の問題から、奥歯は金属で修復することが一般的でした。しかし今後はますます、奥歯でも自然に見えるような治療に変わっていくことでしょう。

参考資料:「歯にいいはなし」-香川県歯科医師会 編

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