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杉並区荻窪の歯医者 定村歯科医院の今月のコラム バックナンバー

突然ですが、富士山(3,776メートル)に登られたことはありますか?富士登山のシーズンは7月1日の「お山開き」から8月26日の「お山じまい」まで。特に7月下旬から8月中旬に登山客が集中するそうです。今年の7月1日の登山者は約150人、残念ながら濃霧でご来光は拝めなかったとのことです。

こうゆう私も数年前に登山経験があります。会社の同僚7人(男3人・女4人)で夜の新宿からハイウェイバスに乗り富士山五合目へ(河口湖口)。前々から計画をたてての登山です。リュックに登山靴。リュックの中身は防寒具、杖、水(ペットボトルに入れて、重かった!)など。山頂でご来光をと期待して頭にライトをつけて暗い中登り始めました。歩き始めると想像以上にきつい。休みながら登っていくのですが、なかなか進まない。

気づけば周囲が明るくなってきた気が・・・、ご来光が始まってしまったのでした。天候も良く言葉がでないほど、とてもきれいでした。しかし頂上まではまだ遠い。やっとこさっとこ9合目あたりにさしかかり全員最後の力を振り絞って山頂へ。かなりの人だかりにびっくり。

山頂からの眺めは最高、大感動でした。食事を取り終わり確かもうお昼近かったでしょうか、さて下山と思いきや下山口(御殿場口)までぐるっと山頂を一周しようということに。(富士山の山頂部分を一周することをお鉢巡り(おはちめぐり)というそうです。火口の直径は約600m。歩行距離は3キロ。平均的な脚力で1時間半ぐらいかかります。)それはもう頑張って歩き、剣が峰日本最高地点にも行きました。

下山は大砂走り(黒い砂礫が深々と堆積していて飛ぶように走っていくことができます)もありで所要時間は登りの約半分。あっという間でした。帰りのバスではもうへろへろのくたくたで寝ていなかったこともあり爆睡でした。一番の思い出は全員で励まし合いながら頑張って登れたことです。

高山病で青ざめ酸素を手放せなかった友達、荷物を持ってあげたりもらったり・・。今となっては本当にいい思い出です。その時の話は尽きないです。今年の夏、ご家族や友人、同僚で富士登山にチャレンジ!してみてはいかがでしょうか?お薦めですよー。

『歯の麻酔(痛みや不快感を抑え快適な治療)』 のお話

歯の内部には小さな空洞があり、中に歯髄という血管や神経組織、象牙芽細胞(象牙質を作る細胞)などからできた組織が存在しています。むし歯が痛いのは、外部からの刺激を受けて、この歯髄の中の歯の神経が興奮するからです。歯の神経は、歯の根の先にある孔を通じて歯の外部へ出て、歯の周囲に存在する神経と連なって、末梢(歯)から中枢(脳)まで刺激を伝える役目を担っています。

歯医者さんで、治療に先立ち、歯肉に注射を打ってもらったことはありませんか。歯科治療では、歯と歯の周囲にさまざまな刺激を加えるので、歯の内部や周囲に存在する神経が興奮し、痛みや不快感が発生します。この注射薬は、治療時の痛みや不快感を軽減させる局所麻酔薬(塩酸リドカインなど)と呼ばれるもので、神経細胞の細胞膜に作用して、抹消から中枢へ伝わる刺激をさえぎる働きをします。麻酔効果はみなさんの知覚の中で、まず痛みの感覚(痛覚)、続いて温度感覚、触覚の順に現れます。局所麻酔薬は全身麻酔薬と異なり、注射を打った部位だけに作用しますので、身体に及ぼす影響はほとんどありません。また、意識がなくなるということもないので、治療の終了と同時に日常生活に戻ることができます。

歯科で用いる局所麻酔薬は、麻酔効果を延長させるためと、麻酔薬の中毒を防ぐ目的で、血管収縮薬(アドレナリンなど)が添加されています。また麻酔効果はおおむね数時間持続しますので、治療が終わったあとも麻酔効果が消滅するまでは注意してください。麻酔する場所により唇や舌の感覚がなくなるので、麻酔効果が消えないうち食事をすると、誤って唇や舌を噛んだりやけどをすることがあります。とくに子どもの場合は注意が必要です。

麻酔薬は、1回使用量ごとに滅菌密封されたカートリッジタイプとなっています。さらに患者さん1人1人に使い捨ての注射針を用いますので、ウィルス性肝炎やエイズなどの感染予防対策は万全です。安心して治療を受けてください。

参考資料:「歯にいいはなし」-香川県歯科医師会 編

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