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緑がとても清清しく、過ごしやすい5月がやってきました。花粉症もだいぶ落ち着いてきた方が多いのではないかと思います。衣替え、必要になってきますね。紫外線対策もこれからが大切!そんな中でも、自然と触れ合う機会を増やしてますます元気になりましょう!!
戦後60年、日本は目覚しい発展をとげ、経済的に最も豊かな国になるとともに、世界で最も長寿の国になりました。これは医療の技術が格段に進歩したこと、また社会保険制度の充実で、国民全員が全国どこででも高度な医療を受けることができるようになったからでしょう。
これまでの医療は、「命を救うこと」を最優先し、多くのエネルギーを注いできました。だから最長寿国というすばらしい成果をあげることができましたが、一方で、植物人間とか尊厳死などの新しい問題を生むことになってしまったのです。
高齢化社会を迎えるなかでいくら長生きできるようになっても、ただ生きてりゃいいというのでは、人生はつまらないでしょうね。そこで、今日の医療の目的も、救急救命だけではなく、生活の向上を課題とするようになってきました。つまり「生きているヒト」から「生活する人間」を対象とするようになったのです。
従来、歯科医療は、痛みをなくしたり、よく噛めるようにしたり、入れ歯を入れることで、食事を美味しく食べられるように治療してきました。また歯並びを治して美しい口元にすることで、楽しいおしゃべりができるようになって、人生が充実したという方もたくさんいらっしゃいます。このように、歯科医療は、他の医療分野に先駆けて、豊かな食生活・快適な対人関係など、人々の「生きがい」に直接かかわってきました。つまり時代を先取りした、クォリティー・オブ・ライフ(生活の質の向上)のための医療分野であったわけです。
年をとると、体の自由もきかなくなって、「食べるのが生きがい、友達とおしゃべりするのが生きがい」という人も多いのです。みんなと一緒に楽しく食事をして、食卓を囲む家族の団欒に加われるかどうかは、高齢者にとって、家族の一員としてのアイデンティティーの重要な要素です。
高齢者のクォリティー・オブ・ライフ追求のために、歯科医療の果たす役割は今後ますます重要になってくるといえましょう。
参考資料:「歯にいいはなし」-香川県歯科医師会 編


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