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杉並区荻窪の歯医者 定村歯科医院 虫歯の治療

●本当は、あまり歯を削りたくないのです

検診で虫歯が見つかった場合、まずは経過観察できる状態かどうかを判断します。

出来れば、歯は削らずに済ませたいものです。

慎重に経過を追っていく事で、初期虫歯をそれ以上進行しない状態でキープできると判断できた場合、歯を削る処置は先送りします。フッ素を塗ったり、自宅でフロスを使っていただいたりして虫歯の進行を食い止められる場合もあります。

不幸にも歯を削る事なしでは虫歯の進行を食い止められないという場合や、機能面で不自由が生じそうな場合には治療に踏み切ります。

治療する場合には、虫歯の進行具合をレントゲンや虫歯を染め出す薬を使って把握しながら慎重に虫歯を除去していきます。無事に除去が済んだら出来るだけ元の状態に修復します。あんまりひどい虫歯の場合や、歯並びによってはとても残念な事ですが、原状回復できないこともあります。

これで無事虫歯が治った!と思われるでしょうが、このような虫歯の治療はどんなに優れた材料で行っても正確には治ったとはいえないのです。つめたりかぶせたりしても歯は、強くなりません。かえって寿命が短くなります。だから出来れば皆さんの歯を削りたくはないのです。

虫歯が歯の中心にある神経(歯髄)まで完全に進行している場合には、神経の治療まで行います。

神経まで、ぎりぎりの虫歯の場合には、原則としては・・・

1.虫歯が歯ぐきのラインよりも上で止まっていれば(健康な歯の囲いがあれば)神経を極力残します。
2.虫歯が歯ぐきのラインの下まで進行している場合(健康な歯の囲いが作れない場合)には神経を取る処置を行います。

●日本の保険診療システムの中での歯科治療

日本は国民皆保険制度という恵まれた環境を整備しています。ちゃんと保険料を納めていれば急な病気やケガの時も、日本では一定の割合分だけ治療費を負担すれば残りの多くを国や、会社が負担して払ってくれるというすばらしいシステムです。

海外では病気やケガの治療は個人で入った保険の範囲内でのみ保障されますが、高額な保険料金や、様々な制約があるなど日本のシステムと比べると不親切な面もあるようです。

このようにシステム自体は素晴らしいのですが、その中身を見てみましょう・・・

保険歯科診療のシステム

基本は、治療をメインに考えているという事。つまりたくさん治療したり、複雑な治療をしたほうが保険点数(治療費)が高くなるシステムです。

虫歯の治療で考えてみると・・・

1.型を取って詰め物を作るほうがダイレクトに詰めるよりも治療費が掛かります。
2.複雑な形態に削るほうが、治療費が掛かります。
3.部分的に詰めるよりも、グルリと全部削ったほうが治療費が掛かります。
4.一生懸命神経を残す治療をするよりも、神経を取ったほうが治療費が掛かります。
5.歯を抜いて、ブリッジや入れ歯を作ったほうが、一本の歯を抜かずに残して治療するよりも治療費が掛かります。

保険治療中心の診療システムの中では「歯を削る」「歯を抜く」「抜いたところを修復する」ことに対して報酬が支払われるのです。 「歯を削らない」「歯を抜かない」「予防」という診療行為に対しての報酬はとても低く抑えられています。 このことが日本で、「歯を守る」治療が普及しなかった理由の一つでしょう。しかし皆さんの歯を守るためには「歯を削らない」治療を目指すべきで、削る治療をいつまでも中心にしていてはいけないと思うのです。

定村歯科医院では「皆さんの歯を守る」という気持ちを持って治療に当たらせて頂いております。 

【相談フォーム】

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