小児歯科治療では以下の点に注意して行っております。 1.生え変わり |
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1.おやつは甘いものを避け、なるべく自然なものを |
Q1. |
6歳の子供の下の前歯が抜けないのに内側から永久歯が生えてきました。大丈夫でしょうか? |
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A1. |
下顎の前歯の永久歯は乳歯の内側から生えてくることが多いです。そのため乳歯と永久歯がしばらく重なっていても問題ありません。 |
Q2. |
3歳の子供ですが歯磨きのとき、まだ歯磨き粉は使っていません。使った方がいいでしょうか? |
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A2. |
3歳のお子さんなら歯磨き粉を嫌がることは多いです。歯みがきが嫌いになると良くないので使用しなくても問題ありません。 |
Q3. |
2歳の子供ですが、歯みがきを嫌がって困ります。泣いても押さえつけてやった方がいいのですか? |
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A3. |
お子さんも2歳ぐらいになると自分での歯みがきはしたがっても、お母さんの仕上げみがきは嫌がる時があります。嫌がる時は、1回1回夜だけでいいですから、上の前歯と奥歯の噛み合わせだけは頑張って磨きましょう。家族全員で協力して歯みがきが生活習慣の一部になるようにしていきましょう。 |
Q4. |
乳歯の歯の色が黄色いです。虫歯になりやすいのでしょうか? |
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A4. |
肌の色も色白、色黒なお子さんがいるように、乳歯の歯の色、歯ぐきの色にも個人差があります。心配ないでしょう、黄色いから特に虫歯になりやすいとかはありません。 |
Q5. |
子供が歯ぎしりをします。何か問題がありますか?少し歯がすり減っているような気もします。 |
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A5. |
歯ぎしりの原因はいろいろと言われていますが、小児の歯ぎしりは通常はあまり気にしなくていいと思います。年数がたてば自然としなくなることも多いです。また、乳歯も永久歯も歯を使っているうちにすり減ります。このすり減りは生理的なものですから心配いりません。 |
Q6. |
虫歯予防でフッ素塗布をうけたいのですが何歳位からできますか? |
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A6. |
フッ素塗布は1歳6ヶ月くらいから可能です。ただ1回だけでの塗布は効果が持続しないので、1年に2~3回は継続して塗布することが必要です。それでも、だらだら食べたり飲んだりしたり、歯みがきをさぼっていると、虫歯になることがあります。 |
Q7. |
虫歯菌は母親から赤ちゃんにうつるって聞いたけれど本当ですか? |
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A7. |
お腹にいる時の赤ちゃんのお口には虫歯菌はいません。虫歯は虫歯菌が感染しておこりますから、虫歯菌は一体どこからやってくるのでしょうか?多くは育児をするお母さんのお口の中に虫歯菌がたくさんいると、お子さんに高い確率でうつります。 |
Q8. |
子供の口臭が気になります。胃腸など、どこか悪いのでしょうか? |
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A8. |
口臭は強弱はありますが誰にでもあるものです。 |
Q9. |
3歳の子供です。指しゃぶりがやめられません。歯並びに影響があるのでしょうか? |
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A9. |
乳児期の指しゃぶりは、生理的なものですから心配はいりませんが、指にタコができるまで吸うなど、程度が激しい場合や、4歳を過ぎても止められないで長時間になる場合は、あごの発達や歯並びが悪くなるなどの悪影響を及ぼすことがあります。 |
Q10. |
6歳の子供の生えたばかりの前歯が転んで抜け落ちてしまいました。どうしたらいいですか? |
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A10. |
抜けた歯をもう一度、抜けた所に植え込むことができます。 |
お子さんが小学校に入学するまでは、少なくとも1日1回夜寝る前にお母さんの仕上げみがきが必要です。いくら上手にお子さんが自分で歯を磨いていても、汚れを染めてみると出来ていないところが多いのが現状です。お子さんが多くいらっしゃれば大変だとは思いますが、虫歯ゼロの育児が出来れば将来必ず喜んでも らえますよ。 |
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小さな子供たちは、とにかく歯みがきを嫌がるもの。「嫌がるから歯みがきをしない」のでは、お口の中は虫歯の宝庫。虫歯予防の第一歩は、なんといっても歯みがきですから、ぜひとも毎日の習慣にしたいものです。ただし、子供たちが自分でみがくだけでは不十分。毎日1回、お母さんが必ず仕上げみがきをしてあげましょう。 |